私鉄沿線の小説

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先日買った小説「阪急電車」の鮮やかな手法にまだ興奮が冷めません。 作者の有川浩さんのは全く初めてで読んだ事もありませんでしたが、まだ読みたい感じで他の作品も探しに行く事にしました。
阪急電車今津線ー僅か15分で終点に着き折り返します。 
宝塚発西宮北口までの間に逆瀬川駅(さかせがわ)、小林駅(おばやし)、門戸厄神駅(もんとやくしん)など聞いたことも無い名前が並びます。
こちら田舎者には"まぶしい"都会の私鉄沿線です。 主人公の雅志が図書館に通ううちに意識するようになった彼女、ある時阪急今津線で宝塚からのると偶然会います。 一方的に見ていて彼女は知らないはず、ところがふとしたことで車内で話をして、下り際に「また図書館で」 と彼女が言ったのです。
都会派小説 私鉄沿線を楽しみました。